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星海社 fictions 新人賞 そんなにひどいの?

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星海社 fictions 新人賞 のコメントが酷評だと話題になっている。

そんなにひどいのかな?

星海社FICTIONS新人賞の概要は以下のようです。

星海社FICTIONS新人賞の投稿受付は“年中無休、毎日が応募受付日”&4ヶ月ごとに結果発表!
星海社FICTIONSのすべての売上げから1%を、未来の才能に投資。
目指せ、世界最高の賞金額。
星海社は、「星海社FICTIONS」の全売上金額の1%を「星海社FICTIONS新人賞」の賞金の原資として拠出いたします。読者のあなたが「星海社FICTIONS」の作品を「おもしろい!」と思って手に入れたその瞬間に、文芸の未来を変える才能ファンドにその作品の金額の1%が自動的に投資されるというわけです。
星海社は、「星海社FICTIONS」の全売上を四半期ごとに「最前線」上において完全に公開いたします。そして、その年間のトータル金額を星海社から年間にデビューした新しい才能=作家の数で割って、それを一人分の賞金とする予定です。
「星海社FICTIONS新人賞」においては、読者のあなたが投資家であり、星海社の我々がファンドマネジャーであり、作品の投稿者がベンチャー企業の創業者であると言えます。「星海社FICTIONS新人賞」は、読者のあなたと我々星海社が一丸となって文芸の未来を創る、世界初の才能投資ファンドなのです。そして目指すは、世界最高の新人と、世界最高の賞金金額を誇る新人賞の確立です。


個人的にはそんなに酷評とは思わないけど、こんなもんだと思う。
逆にそれぞれ読みたい気になったのは自分だけかな。


2012年春 星海社FICTIONS新人賞 一行コメント

『AC』
造語に頼りすぎて薄っぺらい印象を覚えます。(山中)

『ノーマルの私』
キャラクター・文体ともに失敗している。(平林)

『私のおばあちゃん』
えーっと……これ、小説じゃないですよね?(平林)

『饒舌サイクロプス』
かっこいい言葉遣いを目指す前に、日本語の文法を勉強しよう!(平林)

『気高き血のゆくえ』
若さがない。星海社向きではないですね。(柿内)

『パピ子の微熱』
逮捕、自殺、事故などちょっと詰め込みすぎ。刺激的な内容に安易に頼るのではなくて
「大したことが起きなくても読ませる」力が欲しい。(竹村)

『ナマコプリン』
設定・文体など、全体的に幼すぎる。(山中)

『八大龍王伝説』
あまりにありきたりすぎでしょう。王道中の王道に踏み込むには力量不足を感じる。(山中)

『戌の刻』
20年くらい前にあったなー、って感じ。(平林)

『Mr.パンプキンヘッド』
ギャグ小説の難しさを痛烈に感じます。(山中)

『八月の少年』
つまらなかったです。(柿内)

『優しい手でそのぬくもりを』
よくできているとは思うが、星海社から出版する作品ではない。(竹村)

『ナイトメア島の悲劇』
どういう意図で入れたかわからない無駄な表現が多すぎる。あっちこっちに物語が散っている。(岡村)

『+0g.(プラスゼログラム フルストップ)』
出だしの雰囲気は悪くないと思いました。キャラクターを把握するのに労力がかかるのが難点。(平林)

『夢導決機ダークネス』
台詞、固有名詞といっそ清々しいまでに〝中2的〟。それ以外は全てが40点、という感じ。(岡村)

『虚神がえし イン・アンバー・フィールド』
文章も悪くなく、作品としての完成度はありましたが、設定がイマイチでした。(柿内)

『創作のカミ様』
冒頭の雰囲気から考えられないような本編。また、設定に寄りすぎて全体がおろそかになっている。(山中)

『泪橋野獣会』
設定に甘いところはあるがストーリーは悪くなかった。
あとは表現力を磨いて欲しいのと、タイトルに工夫を。(竹村)

『キャッシュ!』
設定は現代の過剰な法整備を皮肉っていて面白いが、最後まで読めなかった。(竹村)

『さながらナチュラルキラー細胞戦士たちの話』
読めるけれども新味がないのが辛い。(平林)

『怠惰かつ貪欲に惑星を屠るおよそ20万ガロンの門格海綿』
文章の基礎的な力はあるようにお見受けしますが、いかんせん未来世界の設定が今ひとつで世界観に入り込めませんでした。(平林)

『狐と人形と殺人犯は?』
既視感から脱却できない設定。構成上も非常に読みづらさを感じる。(山中)

『純粋培養の哲学者』
文章が変。どうでもいいところにページを割き過ぎて、長くなっている。(平林)

『G.T.H』
序盤からどこに視点を定めて読めばいいのかわからない。文章も冗長。304割は削って下さい。(山中)


『ライトオレンジ』
出だしのエピソードが普通過ぎます。これなら無い方がいいです。(平林)

『ヤングナイト・ミーツ・ダイナソア』
あまりに古典的すぎるでしょう。(山中)

『傍観者のマリオネット』
全体的に雑。読んでいても「何で?」と思う部分が多すぎて置いてけぼりになる。(岡村)

『フリークス・ガール』
形容詞がいちいち陳腐で辛い。(平林)

『荒魂のヴァリアント』
本当に書きたいところを無理矢理引き延ばしている感じ。物語がだれている。(岡村)

『歌の力0混沌に咲く絆(はな)0』
突飛であればいいというモノではないでしょう。(山中)

『ぼくたちの安全なエリア』
事故や殺人に頼りすぎ。共感できなかった。(竹村)

『楽園のマナレーティ0永遠の人0』
作風がどう考えてもうちじゃない。カテゴリーエラーです。(岡村)

『十七歳のノワール』とにかく冗長で展開が遅い。辛抱強くない読者もいることを想定してください。(岡村)

『絶叫織姫』
長い! 勘弁してくれ!!(平林)

『二人の出会いが世界を変える。悪魔―デモンズ―』
描写が陳腐すぎる。(山中)

『誰かの為に醒めた夢から』
キャラも立ってるし、台詞の掛け合いも面白い。ただ長い。
あまりに長い。半分以下にカットできれば良い作品になりそう。(岡村)

『椅子の脚に座る少年』
自己満足のための小説。(柿内)

『P.O.V-Point of view-』
うーん、もうちょっと整理してもらわないと、作者本人以外の人は読めないと思います。(平林)

『世界が終わるその日まで』
時間軸上でのシーンの組み立てがわかりにくすぎます。(山中)

『ヴァレンナー それでも戦う決意は折れない』
日本語がかなり変。あと、お願いだからもう「第三次世界大戦」は勘弁して下さい。(平林)

『其の引鉄が、引けなくて』
この文体はちょっと失敗ではないでしょうか。(平林)

『親殺し』
なぜうちにヤクザモノを送ってきたのでしょうか。この内容ならせめて『殺し屋1』のような派手さが欲しかった。(山中)

『魔法少女もどき』
うーん、凡庸ですね。(平林)

『p://fake_』
ストーリーに無理がある。あとタイトルが「?」(竹村)

『天才WW外科医WW雨児W鳰WWWWW』
主人公の全部の台詞に草(www)を生やしてどうしようと思ったのでしょうか。(山中)

『彼女のお母さんが七一八歳だった件について』
読んでいて、実にいたたまれない気持ちになりました。(平林)

『掃き溜めに呼び声』
プロットに沿ってキャラクターの表面部分だけが動いてる感じ。内面が全然みえてこないです。(岡村)

『リローデッド・ライフ』
最初の主人公の登校シーン、冒頭が書けませんと告白しているようなものでは。(山中)

『比翼連理0少女と魔術師と紅い瞳の女0』
冒頭、記憶喪失の少女の挙動が薄っぺらすぎる。(山中)

『アリエル・ピンクのダーク★ダーク★ダークライト』
読み手を意識して作品を書いて欲しい。こんな突飛で支離滅裂な内容に我慢強く付き合ってくれる読者がいると思えません。(岡村)

『ランニング・メロル』
勉強したことを勉強したように書くのは宜しくないと思います。(平林)

『ソラノウタ』
奇想天外な設定を、読者を置き去りにして書いている。読んでいて全然頭に入ってこない。(岡村)

『X―GUN』
サスペンス部分はなかなか楽しく読ませていただきました。ただ、根っこの設定部分があまりにもゆるい! きちんと設定を練って飛躍して下さい。 期待しています!(平林)

『そらへ…』
導入部のドラマが期待していたより薄い。設定と世界観はマッチしてると思うので、脚本全体の盛り上げをもう少し考えた方がいいですね。(山中)

『秘めたる世界で夢見る要』
構成を複雑にし過ぎたせいで、可読性が落ちている。あと、「前章」って言葉、辞書で調べてみて下さい。(平林)

『あにめると』
こういう作品はまったく興ざめです。他社へどうぞ。(柿内)

『クランク・クライム』
作品に強度がない。スカスカ。送ってくるなら本腰入れて書いて下さい。(岡村)

『ロジック・オブ・ギャザリング』
ゲーム設定が甘すぎる。もしくは説明が足りてない。文章を読んでいて浮かんでくる疑問点が多すぎる。(岡村)

『古城のスピノザ』
物語の始まりに工夫がない。読者にイメージを想起させづらいファンタジーものならばなおさら必要。(岡村)

『ドッペルゲンガー』
「鏡の向こうの並行世界」なんてありきたりなモノを持ち出す以上、もう二捻りぐらいは必須でしょう。(山中)

『レダム―月下の人工天国―』
独自の世界過ぎて無理でした。(竹村)

『キャッチャーインザワールド』
文体に個性を感じたが、それ以外は読後に何も残らない。(岡村)

『神様はどこにいる?』
惜しい。キャラクターが薄味。もっと個性を前面に押し出して欲しい。次回作に期待。(岡村)

『超未来学校法人・決戦学園VER2』
世界設計がただ突飛なだけで、導入に完全に失敗している。(山中)

『替え魂師』
なんか……ものすごく………………古い!(平林)

『アリアドネの配列』
物語が破綻せず、最後まで書ききれているが、作風が全体的に古い。キャラクターももっと内面まで掘り下げないと魅力を感じない。(岡村)

『思いを遂げて覚める夢』
生霊、悪霊は共感できない。文章力は普通。(竹村)

『One Note―Distance』
あなたはこの文章を他人に読ませようというのか…… 。(平林)


『鉄血少女、迫撃砲、鉄兜』
どことなく打海文三うちうみぶんぞうさんの『裸者と裸者』っぽい作風ですが、カタルシスが足りない。ディテールの強度はあるので、もっと物語に起伏が欲しい。(岡村)

『ヒトクイコミュニケーション』
長い。冒頭からつまらない。あなたが面白いと思うものの「面白さ」を分析してみてください。(平林)

『成人式は荒らさない』
つまらなかった。(柿内)


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